編集デザイン特論

「編集デザイン」とは、コラボレーションで「価値」を発見し、とくに「異なる情報」を結びつけ「価値発見」し、それをクリティック(批評)におとす創作行為です。さらにその思考の変化を「ストラクチャー・ドローイング」(絵)にしながら、「(フィロ=知の)デザイン」に高め、最終的に「メディア」にする全プロセスを意味します。協同学習によって、学生や社会人が立ち上げる「知のメディア」をつくります。

アウトリーチする「学び」

今回の演習は、社会人学生なしで、院生のみ。院生同士であれば、知の形成が同質性の世界に入ってしまいかねない。それであれば、外に異質な「他者」を求めて「知」を形成したい。外へ、アウトリーチする。すると、メディアのあり方が、身体感覚をともなって理解できるのではないか。他者と自分の中間にメディア(媒介)として立ち、コンテンツをつくる。板挟みになりながら、対応の仕方、内容の選別、トラブル処理、つまりメディア構築のむずかしさがわかってくる。書物を読んでただまとめるのではない、アウトリーチの学びを行なう。