編集デザイン特論

「編集デザイン」とは、コラボレーションで「価値」を発見し、とくに「異なる情報」を結びつけ「価値発見」し、それをクリティック(批評)におとす創作行為です。さらにその思考の変化を「ストラクチャー・ドローイング」(絵)にしながら、「(フィロ=知の)デザイン」に高め、最終的に「メディア」にする全プロセスを意味します。協同学習によって、学生や社会人が立ち上げる「知のメディア」をつくります。

こわしながら、つくる

理解するとは、いままでの思い込み、先入観を疑い、極端にいえば、それを「こわすこと」から始まるのではないでしょうか。一度、観念を新地(さらち)にしてしまう。それを裏付けるように、英語でunderstand(理解する)とは、「under下へstand立つ」と書きます。「理解する」とは、「下へ=地に立つ」、さらに「落ちる」、「こわす」などと近接するイメージがあるのかもしれません。「こわす(壊す)→理解する→つくる(作る)」という行為は、連続的かつ循環的に起こるものだとしたら。スクラップ&ビルド。この新しい「創造の可能性」のあり方を探ります。