学習コミュニティデザイン持論

青山学院大学の院生を中心に、学習コミュニティの生成の意味とその仕組みを「互恵的な学習」を通じて形成してアウトプットすることを目的にしています。その成果物とデザインを「作品」として扱い、社会に問いかけをします。

「大人の学び」の時代

今、大人特有の「学び」が求められ始めているのではないか。世界中をかけめぐる膨大な情報、正解のない人生設計、自分にあった知識習得法、そして協働的な知による具体的な提案の必要性――。「生涯学習」と一口では語ることのできない何か、たんなる技術習得とは違う何か。おそらく私たちをとりまく世界の変化に合わせて、今「人としてのリアルな学び」が必要となっているのはないか。これからの「大人の学び」を考える。

修士課程1年 青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

池田 政隆

第3の時間世界を生きる
ー市民として学び、生きるー

この授業は、ひとつひとつのワークが自らをリフレクションさせる仕掛けであると同時に、新しい自分に気づくことができる場でもありました。
また、毎回書くことにより表出する新たな自分のアイデンティティの発見にワクワクする授業でした。
書き手としての在り方、デザインの魅力を講義を通じご指導いただいた先生方に心から御礼申し上げます。

修士課程1年 青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

柿崎 大司

大人の学びは
「社会的知性」を高めること

松岡正剛の「知の編集工学」が好きで、何冊か読んだり、「情熱大陸」で彼の映像を見てますます興味をもっていました。この講義はまさに、津田・川崎流の「知の編集工学:実践の場」でした。文字や映像では絶対につかめない「自分の考えを、書きながら、図解しながら、編集する」手法が少し会得できたのは、これからの人生にとって大きな財産になりました。

修士課程1年 青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

広瀬 安彦

生きる「演技」

当初、「学習コミュニティデザイン特論」という授業名なのに、実際は個々人で評論を創作する授業だったので、正直、違和感があった。
しかし、
1.編集のプロから手取り足とり教えて頂けること
2.仲間と創作したものをレビューし合うこと
3.一般の方にプレゼンする場が用意されていること
という授業の構成に学習コミュニティをデザインするための示唆が沢山ちりばめられていることが分かった。
……でも、この授業名はなぁ(笑)

修士課程2年青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

小田切 史士

意志+面白さ=魅力的?

当初は他の人と比べても明らかに自分だけが呑み込みが遅く、大変苦痛でした(笑)
しかし途中から発想を転換し、色々と自分が勝負できることは何なのかを考えながら、多くの方の助力を受けたことで、何とか無事にここまで辿り着けました。
難しい講義ではありましたがデザインの考え方に触れられたことで、自身の物の考え方の幅が少し広がったことを実感しております。
実に多くのことを学べた為、今では受講して良かったと感じております。

修士課程2年青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

小田切 史士

「大人の学び」をする
子どもを育てる

大変だけど、なんだかおもしろい。おもしろいけど、なんだか苦しい。苦しかったけど、なんだかすっきりした。
この授業の素直な感想です。
言いたいことが言えない自分にもどかしさを感じるところから始まり、異なる背景を持った方々に加え編集デザインの観点から頂けるフィードバックで、ちょっとだけ「ものの考え方」が分かった気がします。
頭の中で絡んだ糸を解きほぐしてくれたみなさんに、感謝です。

修士課程1年 青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

石川 卓弥

感性の通い合う隙間空間の
構築としての大人の学び

最初は論の切り口をどうすればいいのか、とても混迷してました。
だけど、文献にあたり、相互レビューをしたり、何度もプロの編集者の方のアドバイスをいただいたり、自分の経験を想起していく中で、自分なりの方向性を持って書くことができました。
もちろん、今読み返すと、まだまだ「粗」に気づくのですが、様々な出会いを通して揺らぎながら、何度も自分の考え方・価値観を常にアップデートしていく感覚を体感できたことは、自分にとって、とても貴重な経験となりました。
とても大変だったけど楽しかったです。ありがとうございました。

修士課程1年 青山学院大学社会情報学研究科 社会情報学専攻ヒューマンイノベーションコース

鷹森 悠

学ぶ大人、学ぶ子ども、学ぶひと

実は、原稿を書き上げたいまも、ふとした瞬間に「大人の学び」について考える。「いま、アタマによぎったことも大人の学びなのだろうか」と。もしかすると、このように考えているプロセスこそが「大人の学び」なのかもしれない。考えていることを文章やイラストで的確に表現し、相手にきちんと伝えることのむずかしさがあった。しかし、作っては壊しを繰り返し、ひとの思考をかたちにしていくおもしろさを痛感させられた。